コワイモノ学園の非日常 ~今日も今日とてコワイモノ~番外編

「…………準備はいいですか?」
全員がうなずいた。私は鍵をドアに差し込んだ。
『ガチャ――』
「あの子じゃない?」
ドアから広がった景色は完全に黒い世界だった。そこに一人長い髪の女の子が居た。…………間違いない。あの子だ。私たちは気づかれないようにそっと近くに歩いて行った。私はみんなに『攻撃してください』と口パクで伝えた。全員が攻撃しようとしたその瞬間――
「…………なニ?」
「気づかれた⁉皆さん離れて!」
「ひっ!」
どうして⁉今、れいれいの『姿隠し』の能力を使って、私たち全員誰にも見えてないはずなのに!