水田には専用のくみ上げ機やバルブが設置され、水を張るときだけ水路の水門を開けて一斉に田んぼに水を張るようになる。
 とても合理的で便利になったが、殺風景になった気がする。
 水道水は地下250メートルからくみ上げていた。
 今の自宅では川の水を使っているようである。上流では工場や家庭の排水を川に流しているため、衛生面が心配である。
 おそらく上流の地域よりも不純物が多いはずだ。
 飲み水は浄水器を通すようにしている。


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【サブタイトル】
途切れた川の絵から思うこと

【本文】
「川の絵を描くと、途中で途切れた川を描く子が増えた」
 こんな話を聞いたことがある。
 理科の授業で、学習するはずだ。
 川の働きを、浸食、運搬、堆積に分けて。
 上流、中流、下流の流れの違いや地形とのかかわりで、社会と関連していた気がする。
 今はどう教えているのだろうか。
 自分が小中学校で教わったときよりも時間数が少ないと思う。
 あと実験など、体験的な学習が減ったと聞いた。