死にゆく僕らの話

作品番号 1660596
最終更新 2022/04/18

死にゆく僕らの話
青春・恋愛

3ページ

総文字数/ 1,728

「君と私で全部壊しちゃおう。何もかも。そうして、全てなくなって、2人だけで、死のう」
君と僕とのなんてことない物語。
あらすじ
「君、空っぽだね。まるで穴が空いてるみたいだ。」
「だから私がその穴を塞いであげよう。」
「余計なお世話です」
「そんなこと言わずにさ。お互い似た者同士なんだから。」
これは何も無い僕らの何かを見つける物語ではない。
多分普通の物語なら
心に穴が空いた、穴を埋めた、終わり。
こんな感じなんだろう。
そんな幸せな話はこの世界にはなくて。
これは何もない僕らが失うもののない僕らが全てを壊す物語。

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