「しっかり先の事を考えている楓くんはとてもカッコイイよ」
「結璃菜」

「婚約者って付き合いの延長じゃない?」
「うん……結璃菜には無茶言ってると自覚はしてる、順序が逆だし最初はお願いだったし」

こんなに真面目な顔を見たのは初めてだった

「私ね2年付き合った元彼のことは全くひきずってなくてね、楓くんのことばかり考えてるよ」
「え?それじゃあ……」

「まだ子供だけど楓くんと付き合いたい(笑)」
「結璃菜、ありがとう……好きになっちまった……うん!好きだ」

そう言ってくれると顔が近づいてきて……チュッ

「んっ……」
「いっぱい声を聞かせてな」

軽く唇をはむっはむっとしてきたかと思うと舌が入ってきた
「っんー」

楓くんの胸を両手で叩くて楓くんは唇を離してくれた
「どうした?」

「はぁはぁ……息できないよ」

元彼としていたキスは何だったんだろうと思われる甘い激しいキスは先週から結璃菜は欲してたまらなかった

でも上手く息も出来なくて楓くんの舌にうまく絡ませる事が出来ない

「悪い悪い……ゆっくりするな(笑)」

楓くんは優しく、時には激しく朝方まで私を抱いた