儚く美しい彼に、幸せの花雨を。

なんていい言葉なのだろう。私が2人を忘れなければ、永遠に心の中で私の事思ってる…か。私はもう、涙の止め方を忘れたかのように、たくさんの感情を涙と一緒に流した。
「ありがとうございますっ…ありがとうございますっ…!」
「それにね、生きてる意味がない人なんて、この世にいないんだよ。あなたにも、ちゃんと生きてる意味があるよ」
2人の事故の後、死のうと思っていた。
2人がいない世界なんて、生きてる意味がないと思っていた。
でも、お義母さんに言われて気が付いた。
『生きてる意味がない人なんていない』
私も、生きてていいのかな…。
私も、2人を死に導いてしまった私でも、幸せになってもいいのかな…。
幸せになりなさい、そのためにあなたを産んだの。一緒にいられなくてごめんね。
どこからか、お母さんの声と、勇気の言葉が届いてきた。幻聴だったかもしれない。幻聴だったとしても、私にはお母さんとお父さんがずっと心の中にいてくれてる。それだけで大丈夫、そう思えた。