どの考えもダメで、私は考えるよりも身体を動かした。病室一つ一つの名前を見て、『如月愁』という表を探した。愁の部屋はすぐ見つけることが出来た。……個室。
もしかして、お金持ち…?
個室に入るのは初めてで少し緊張する。いや、結構緊張してる…。
私は深呼吸をして、部屋のドアをノックした。中からは「はーい、どうぞ」という、私が大好きな声が聞こえてきたのでとても安心する。声が聞けただけで、私は幸せだった。
扉をゆっくり開け、彼の姿を確認した。昨日会っていたはずなのに、なぜか昔の友達との再会のような気分だった。
彼は私の存在を確認すると、なんで…という表情をしていた。
「愁、私ね、今日退院なの」
「え、あ、うん、知ってるよ?」
まだ戸惑っているのか、言葉を頑張って選んで話しているようだ。
「これからも、ずっとずっと会いに来てもいいですか!」
告白のようになってしまったけれど、今はそんなの関係ない。
もしかして、お金持ち…?
個室に入るのは初めてで少し緊張する。いや、結構緊張してる…。
私は深呼吸をして、部屋のドアをノックした。中からは「はーい、どうぞ」という、私が大好きな声が聞こえてきたのでとても安心する。声が聞けただけで、私は幸せだった。
扉をゆっくり開け、彼の姿を確認した。昨日会っていたはずなのに、なぜか昔の友達との再会のような気分だった。
彼は私の存在を確認すると、なんで…という表情をしていた。
「愁、私ね、今日退院なの」
「え、あ、うん、知ってるよ?」
まだ戸惑っているのか、言葉を頑張って選んで話しているようだ。
「これからも、ずっとずっと会いに来てもいいですか!」
告白のようになってしまったけれど、今はそんなの関係ない。


