「ありがと…。でも、退院したら来なくていいよ」
「え…、どうして、?」
いつもみたいに、ありがとう、嬉しい、楽しみに待ってるねって言ってくれると思っていた。
「僕はね、君と出会っちゃいけなかったんだ…。夏海にとっては辛い事かもしれないけど、僕はもう夏海と会うことを望まない…」
じゃあ、どうして…
「どうして、そんな辛そうな顔するの…?」
彼の顔を見ると、目頭がツンと痛んだ。だって、初めて屋上に来た時と同じ顔をしていたから…。
「…夏海は、ここ3ヶ月間の記憶を失ったんだよね…?」
急に記憶の事を聞かれたから驚いてしまった。
「…そうだけど、急にどうしたの?」
「その時の事、なんにも覚えてないの…?」
彼は、とても悲しそうな顔をした。
「ううん、少しは覚えているの。家の近くにある丘で、放課後誰かと会っていたんだけど…、その人の事だけが分からないんだよね…。でも、私にとって大切で、一緒に居たいって思わせてくれるような人。それだけは、頭じゃなくて、心が覚えていてくれた」
「え…、どうして、?」
いつもみたいに、ありがとう、嬉しい、楽しみに待ってるねって言ってくれると思っていた。
「僕はね、君と出会っちゃいけなかったんだ…。夏海にとっては辛い事かもしれないけど、僕はもう夏海と会うことを望まない…」
じゃあ、どうして…
「どうして、そんな辛そうな顔するの…?」
彼の顔を見ると、目頭がツンと痛んだ。だって、初めて屋上に来た時と同じ顔をしていたから…。
「…夏海は、ここ3ヶ月間の記憶を失ったんだよね…?」
急に記憶の事を聞かれたから驚いてしまった。
「…そうだけど、急にどうしたの?」
「その時の事、なんにも覚えてないの…?」
彼は、とても悲しそうな顔をした。
「ううん、少しは覚えているの。家の近くにある丘で、放課後誰かと会っていたんだけど…、その人の事だけが分からないんだよね…。でも、私にとって大切で、一緒に居たいって思わせてくれるような人。それだけは、頭じゃなくて、心が覚えていてくれた」


