私は上履きを持って、教室にある鞄を取り学校を後にした。
今日はなんだか色々あって疲れたな…。
そう思い、宿題をしようとした手を少し早め、今夜はなるべく早く寝た。

翌日、学校に到着して教室に入った瞬間、腰が抜けそうになった。
そこには、私の机にたくさんの悪口が書かれてあった。【死ね】【消えろ】【学校来んな】【うざい】【キモイ】など……。
ただ昔咲良と仲良くしてて、柊君が私を好きになっただけで、ここまでするだろうか…。
昔咲良と仲良くしてて、梨々花が嫉妬するのは分かる。でも、柊君の気持ちは私たちが決めれる事ではないだろうか。彼が咲良の思い通りにならなくてムカついてても、私にぶつける意味が分からない。
でも、私はこれくらいの報いは受けていい。
両親の死を導いてしまったのはこの私なんだから。いじめくらいで心が折れてたら、お父さんとお母さんに合わせる顔がない…。
でも、やっぱり辛いよ。今まで心を閉じ込めてきて、仲良い子をいない。
このいじめは、咲良も一緒に行っているのだろうか。それが1番、辛いな…。