儚く美しい彼に、幸せの花雨を。

1枚目を読み終わると、私は無意識に2枚目を捲っていた。
本当に、分からないくらい好きになってた。
でも、僕は病気を持っていて余命もある。この気持ちを言葉にしたら、夏海を傷つけちゃうって思ってた。
僕ね、今まで死んでもいいやって。誰も僕が死んでも困らないしって思ってた。
でも、君と出会って、たくさんの幸せを感じて、たくさん笑えた。
いつしか、死にたくないって思ってた。
君のそばにいたいって願うようになってた。
人って凄いよね。今までの気持ちが嘘のように、大切な存在に出会えたら変われるんだ。

僕はね、君に出会えて本当に良かった。
君を好きになれて本当に良かった。
君と、君だからこそ、たくさんの幸せを感じられて良かった。
世界はとっても広いのに、その中で君という愛おしい存在に出逢えて良かった。
もっともっと、好きだよって言いたかった。
これからも一緒に生きていたかった。
君といる時だけは、自分には病気っていう鎖を壊すことが出来た。