儚く美しい彼に、幸せの花雨を。

今日は2科目だけだったので、みんな1日目なのに、終わったー!と叫んでいる。
まだ2日目も3日目も4日目もあるというのに、という気持ちは押し殺した。
「咲良〜帰ろ?」
「夏海、私おわったわ」
「大丈夫だから!まだテストはある、それで巻き返せばいいよ」
彼女は中学の時も、テストがあるとこのように気分がものすごく下がる。
彼女の気分の変化にはとても揺さぶられるけれど、もう慣れたも同然だ。
私は彼女のバックを持ち、彼女を持ち上げた。昨日のように別れ道に到着したので、私たちは別れた。
今日は2月24日。まだ彼と会わないことを決めてから10日しか経っていないなんて。
会いたいという気持ちを抑えるのが大変で、最近ため息をもらしてしまう毎日だ。
でも、今はテストに集中しなければと思い、部屋で勉強を始めた。
その後の2日目、3日目、4日目のテストも無事終わり、クラスのみんなの笑顔は取り戻された。1人を除いては。