その後は私の言う通り、夜遅くまで一緒にいてくれた。彼の時々見せる悲しい表情、慣れたと言えば嘘になるけれど、もう何も聞けなかった。どうしてそんな顔をするのだなんて、分かりきっているのだから。
彼の、もう夜遅いから帰りな、親御さんも心配しちゃうよ。また、1ヶ月後に会おうね。と言われてしまったため、私は渋々帰る支度を始めた。
「またね、愁。絶対、会いに来るから」
私は、涙を堪えるのに必死で、声が少し震えてしまっていた。
彼はこんな私の声に何も言わないでいてくれて、彼のまたねという言葉も、私と同じように震えていた。
そこからの約1週間はとても長いような短いような感覚だった。今までは大事なイベントが丁度日曜日だったから助かっていたし、その度に彼に会いに行っていたから勉強をする時間がなかった。勉学は昔から中の上、上の下くらいの場所にいる。反対に咲良は、いつも赤点ギリギリだそうだ。
「あー!明日からテストかー」
そう、明日から学年末試験。
彼女の、あまりにも嫌だという感情が露骨に出ている声が、2人きりの教室に響く。
彼の、もう夜遅いから帰りな、親御さんも心配しちゃうよ。また、1ヶ月後に会おうね。と言われてしまったため、私は渋々帰る支度を始めた。
「またね、愁。絶対、会いに来るから」
私は、涙を堪えるのに必死で、声が少し震えてしまっていた。
彼はこんな私の声に何も言わないでいてくれて、彼のまたねという言葉も、私と同じように震えていた。
そこからの約1週間はとても長いような短いような感覚だった。今までは大事なイベントが丁度日曜日だったから助かっていたし、その度に彼に会いに行っていたから勉強をする時間がなかった。勉学は昔から中の上、上の下くらいの場所にいる。反対に咲良は、いつも赤点ギリギリだそうだ。
「あー!明日からテストかー」
そう、明日から学年末試験。
彼女の、あまりにも嫌だという感情が露骨に出ている声が、2人きりの教室に響く。


