それは初耳だった。でも彼は確か、クリスマスに丘から病院に向かっている時言っていた。『もしも、僕が死んで立ち直れなくなったら、佐々木さんに訪ねてみて?きっと、助けてくれるから』と。
「そう、だったんですか。」
「そうなのよ、あ、書類書かなきゃいけないんだった!夏海ちゃんまたね!」
「はい!」
私が好きな人は、片思いしている相手は、愁だということを伝えた方が良かっただろうか。
別に機会に言えばいっかと自分の中で解決したので、屋上へ進み始めた。
屋上へ行くと、案の定彼はいつもの場所に座っていた。私があげたマフラーを巻いて。
「愁!」
私の声で振り向いた彼の鼻の先が少し赤くなっていることに気付く。
「いつからここにいたの?」
「んー、わかんない。なんか、ぼーっとしてたから」
彼は小さく笑う。
「そっか。あ、今日ってさ…なんの日か、分かる?」
「バレンタインだよね。あーあ、僕も健康だったら、学校の下駄箱にチョコが入ってる!みたいな青春、したかったなぁ…」
「そう、だったんですか。」
「そうなのよ、あ、書類書かなきゃいけないんだった!夏海ちゃんまたね!」
「はい!」
私が好きな人は、片思いしている相手は、愁だということを伝えた方が良かっただろうか。
別に機会に言えばいっかと自分の中で解決したので、屋上へ進み始めた。
屋上へ行くと、案の定彼はいつもの場所に座っていた。私があげたマフラーを巻いて。
「愁!」
私の声で振り向いた彼の鼻の先が少し赤くなっていることに気付く。
「いつからここにいたの?」
「んー、わかんない。なんか、ぼーっとしてたから」
彼は小さく笑う。
「そっか。あ、今日ってさ…なんの日か、分かる?」
「バレンタインだよね。あーあ、僕も健康だったら、学校の下駄箱にチョコが入ってる!みたいな青春、したかったなぁ…」


