どれだけ時間が経ったか分からないけれど、遠くから救急車の音が聞こえてきて、私の恐怖は少しばかり収まる。
「…のせ!一ノ瀬!」
彼に肩を揺らされながら話しかけられているのに気が付いた私は、ハッと顔をあげ、周囲を確認する。
愁は…?
「柊君!彼は…愁は?!」
「最優先はお前だ、一旦落ち着け!」
「ご、ごめん…」
私は深呼吸を繰り返し、落ち着きを取り戻す。彼は黙って私を待っていてくれて、沈黙には緊張がなかった。
「ごめん柊君、迷惑かけて…。それで、愁はどうなったの…?」
「まだ詳しくは分からないけど、軽い貧血じゃないかな。顔が青白かったし、多分立ちくらみして頭でも打っちゃったんだと思う。命に別状はないって」
「そ…っか。よかった…」
緊張がとけたからなのか、私の頬には涙が伝っていた。
「私…また人を不幸にしちゃった…また彼を傷つけちゃったよっ…柊君っ…私ってやっぱり…」
私ってやっぱり、生きてる意味ないのかな…。
「…のせ!一ノ瀬!」
彼に肩を揺らされながら話しかけられているのに気が付いた私は、ハッと顔をあげ、周囲を確認する。
愁は…?
「柊君!彼は…愁は?!」
「最優先はお前だ、一旦落ち着け!」
「ご、ごめん…」
私は深呼吸を繰り返し、落ち着きを取り戻す。彼は黙って私を待っていてくれて、沈黙には緊張がなかった。
「ごめん柊君、迷惑かけて…。それで、愁はどうなったの…?」
「まだ詳しくは分からないけど、軽い貧血じゃないかな。顔が青白かったし、多分立ちくらみして頭でも打っちゃったんだと思う。命に別状はないって」
「そ…っか。よかった…」
緊張がとけたからなのか、私の頬には涙が伝っていた。
「私…また人を不幸にしちゃった…また彼を傷つけちゃったよっ…柊君っ…私ってやっぱり…」
私ってやっぱり、生きてる意味ないのかな…。


