「ほら、僕たちの順番が来たよ」
彼は私の手を引いて、お賽銭箱の前へと連れて行った。
傍から見たら、私たちはカップルみたいなのかな。でも、私たちの間には、透明な壁がある。誰にも、私たちですら触れることの出来ない境界線。
私と愁はお金を入れ、深く2回頭を下げ、手を2回叩き、胸の前で手をきちんと合わせ、丁寧に祈る。
彼に、幸せが訪れますように。彼を苦しめるものが、この世から消えますように。
私は結局、彼の事を願ってしまった。
私は瞳を開き、彼へと視線を向ける。
彼はまだお願いをしていて、私の視線に気が付いていない。
綺麗で長いまつ毛、透き通るような白い肌、高く形の整った鼻。風でサラサラと揺れる美しい髪。まさに、翼がある『天使』のよう。
私には勿体ないくらいの美形をした彼の横顔には、視線を外すことが出来なかった。
時期に彼は瞼をゆっくりと開け、私の視線に気がついたようだ。
「どうかしたの?僕の顔に何かついてる?」
彼は私の手を引いて、お賽銭箱の前へと連れて行った。
傍から見たら、私たちはカップルみたいなのかな。でも、私たちの間には、透明な壁がある。誰にも、私たちですら触れることの出来ない境界線。
私と愁はお金を入れ、深く2回頭を下げ、手を2回叩き、胸の前で手をきちんと合わせ、丁寧に祈る。
彼に、幸せが訪れますように。彼を苦しめるものが、この世から消えますように。
私は結局、彼の事を願ってしまった。
私は瞳を開き、彼へと視線を向ける。
彼はまだお願いをしていて、私の視線に気が付いていない。
綺麗で長いまつ毛、透き通るような白い肌、高く形の整った鼻。風でサラサラと揺れる美しい髪。まさに、翼がある『天使』のよう。
私には勿体ないくらいの美形をした彼の横顔には、視線を外すことが出来なかった。
時期に彼は瞼をゆっくりと開け、私の視線に気がついたようだ。
「どうかしたの?僕の顔に何かついてる?」


