まだ朝は肌寒い。二の腕を擦り、もう冬なんだなと改めて感じた。
そういえば、やけに朝から人が多いな。
丁度神社の前を通りかかった時、屋台や人を多さを見て、新年を迎えた事を思い出した。
いつもと何も変わらないから、実感が湧かない。朝起きて、彼の所へ向かい、一日を共に過ごして別れる。彼とは本当にたくさんの時間を過ごしてきた。もう、彼がいなかった日常を思い出せないくらいに。
と、その時。なんと柊君が友達と初詣に向かう所で、鉢合わせしてしまった。
「あ、一ノ瀬」
なんと、彼から声をかけられた。
周りの男子たちは柊君をからかい、柊君はその人たちを照れながら怒る。
このような当たり前の日常が嬉しくて、楽しくて。でも愁には、この日常が憧れで…。
今がどんなに楽しくても、彼がこの場にいなきゃ、笑えない。彼の事を考えてしまうと、私は素直に笑う事が出来ない。だって、私が今楽しい時は、彼は1人なんだから。あの病室に1人、世界から取り残されているような寂しさを感じているから。
そういえば、やけに朝から人が多いな。
丁度神社の前を通りかかった時、屋台や人を多さを見て、新年を迎えた事を思い出した。
いつもと何も変わらないから、実感が湧かない。朝起きて、彼の所へ向かい、一日を共に過ごして別れる。彼とは本当にたくさんの時間を過ごしてきた。もう、彼がいなかった日常を思い出せないくらいに。
と、その時。なんと柊君が友達と初詣に向かう所で、鉢合わせしてしまった。
「あ、一ノ瀬」
なんと、彼から声をかけられた。
周りの男子たちは柊君をからかい、柊君はその人たちを照れながら怒る。
このような当たり前の日常が嬉しくて、楽しくて。でも愁には、この日常が憧れで…。
今がどんなに楽しくても、彼がこの場にいなきゃ、笑えない。彼の事を考えてしまうと、私は素直に笑う事が出来ない。だって、私が今楽しい時は、彼は1人なんだから。あの病室に1人、世界から取り残されているような寂しさを感じているから。


