儚く美しい彼に、幸せの花雨を。

死んでからでは遅いのだ。死んでからではもう、何も伝えることは出来ない。大切で、大好きな人に触れることすら出来ない。
人は、失ってから、その人の大切さに気付くんだ。そう、失ってから。だから、人は後悔というものを体験するんだ。
私は今まで、深く命について考えてこなかった。命は大切に、命を大事に。そんな言葉をたくさん言われるよりも、あなたが大切だ、あなたが大事だ。大切な人からその一言を言われるだけで、それだけで生きていけるんだ。私が欲しい言葉はいつも彼がくれる。彼だから喜べる。
私の好きな小説で出てきた『命は軽い。軽いからこそ、儚くて、脆くて、それでも美しい』という文章が書いてあって、思わず涙した。まるで、私に言っているかのように感じてしまったから。
命は本当に儚い。だからこそ、大切にしなければならない。当たり前の事だけど、忘れてしまう事。
彼は、私に色々な事を考えさせてくれて、それを気付かせてくれる。教えてくれる。
『命の大切さ』は、愁と出会うまでは忘れていた。だからこそ、私は今生きている。だって、彼からあんなにも美しく綺麗な言葉をもらわなかったら、きっと私は壊れていたから。だから、ありがとう。