「どう?よく撮れたと思うんだけど」
そう言いながら、カメラの画面を私に向ける彼。そこには、当たり前だけれど、私がついさっき見た夜空が広がっていた。
カメラはまるで、その瞬間を切り取ったかのように思い出に残してくれる。形として。
記憶は、形として残ってくれない。その瞬間を、言葉でしか他の人に共有する事が出来ない。だから、カメラは好き。思い出が形で残るから。
私は、自分の失った記憶の人物が愁だと分かっていながらも、思い出すことが出来ない。色々、物で残しておけば良かったかな。人物が分かったのに、何故思い出せないのだろうか。神様、早く、早く記憶を…。愁がいなくなってしまう前に、きちんと思い出したい…。
そう願っても、都合良く記憶は戻らない。ふとため息をもらしてしまい、愁は大丈夫?と心配してくれた。させてしまった。
時間が進まないようどんなに願っても、時間は待ってくれない。いつの間にか寝てしまった私は、朝の5時に目を覚ました。
朝から、心臓に悪い…。
私がこのように思った理由、それは、目の前に愁の顔があったから。
そう言いながら、カメラの画面を私に向ける彼。そこには、当たり前だけれど、私がついさっき見た夜空が広がっていた。
カメラはまるで、その瞬間を切り取ったかのように思い出に残してくれる。形として。
記憶は、形として残ってくれない。その瞬間を、言葉でしか他の人に共有する事が出来ない。だから、カメラは好き。思い出が形で残るから。
私は、自分の失った記憶の人物が愁だと分かっていながらも、思い出すことが出来ない。色々、物で残しておけば良かったかな。人物が分かったのに、何故思い出せないのだろうか。神様、早く、早く記憶を…。愁がいなくなってしまう前に、きちんと思い出したい…。
そう願っても、都合良く記憶は戻らない。ふとため息をもらしてしまい、愁は大丈夫?と心配してくれた。させてしまった。
時間が進まないようどんなに願っても、時間は待ってくれない。いつの間にか寝てしまった私は、朝の5時に目を覚ました。
朝から、心臓に悪い…。
私がこのように思った理由、それは、目の前に愁の顔があったから。


