「そろそろ、帰った方がいいよ。夏海は女の子なんだから、何かあったらじゃ遅いしね…。僕が健康だったら、助けに行けるかもだけど…」
「…うん、そろそろ帰ろっかな」
そう言って私たちは、屋上を後にした。
色々ありながらも、クリスマス当日を迎えた。今年は丁度日曜日だったため、学校は無く、一日中ずっと愁と過ごせると思い、朝から浮かれていた。いつもはしないメイク、いつもはつけない香水、特に何も考えずに着ている洋服、朝起きて櫛でとかすだけの髪。
今日は、いつもしてないメイクも香水も、特に気にしていない洋服も髪の毛も、慣れない事ばかりだったが、頑張っておめかしをした。昨日からずっと楽しみにしていて夜遅くに寝たくせに、朝は5時に起きてしまった。…私って、こんなに愁の事好きになってたんだと、実感した。
いつもとの違いに、気付いてくれるかな…。
ううん、気付いてもらえるくらいに私が頑張るんだ。愁が思わず口を開けてしまうような。その現場を想像したら少し面白い。部屋で1人、クスリと笑う。
朝から2時間かけ、ある程度の事は終えることが出来た。全身鏡の前に立って自分の姿を確認してみたら、さっき想像した愁のポカンとした表情になってしまった。
「…うん、そろそろ帰ろっかな」
そう言って私たちは、屋上を後にした。
色々ありながらも、クリスマス当日を迎えた。今年は丁度日曜日だったため、学校は無く、一日中ずっと愁と過ごせると思い、朝から浮かれていた。いつもはしないメイク、いつもはつけない香水、特に何も考えずに着ている洋服、朝起きて櫛でとかすだけの髪。
今日は、いつもしてないメイクも香水も、特に気にしていない洋服も髪の毛も、慣れない事ばかりだったが、頑張っておめかしをした。昨日からずっと楽しみにしていて夜遅くに寝たくせに、朝は5時に起きてしまった。…私って、こんなに愁の事好きになってたんだと、実感した。
いつもとの違いに、気付いてくれるかな…。
ううん、気付いてもらえるくらいに私が頑張るんだ。愁が思わず口を開けてしまうような。その現場を想像したら少し面白い。部屋で1人、クスリと笑う。
朝から2時間かけ、ある程度の事は終えることが出来た。全身鏡の前に立って自分の姿を確認してみたら、さっき想像した愁のポカンとした表情になってしまった。


