翌朝、南條は8時前に墨田署に出署した。刑事部の部屋の自分の机のファイルから荒川区役所でコピーした古い小学校の教職員名簿を探し出して浪江の名前を探した。野田浪江の名前はタイプ印刷の印字で永山信子と同じ小学校にあった。日暮里の小学校近くの古本屋と看板屋で聞き込んだ情報と一致した。パソコンを立ち上げ、メールをチェックした。目当ては、アナハイムの林博治からのeメールだった。関係のない迷惑メールを消し去ったあと、うっかり消去しそうになったメールのなかに林からの昨日付けのメールがあった。開けて読んだ。
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