「なんでそんなことしようとしたの! 残される私の気持ち、考えなかったの!? 私は翼に生きて欲しかった! 幸せになって欲しかった! もう、私のために誰も死んでほしくないの!」
全てを言い終わると、琴音は僕の服から手を離した。
琴音の気持ち、確かに考えていなかったのかもしれない。僕は琴音に生きて欲しかった。ただそれだけだった。
全てを言い終わると、琴音は僕の服から手を離した。
琴音の気持ち、確かに考えていなかったのかもしれない。僕は琴音に生きて欲しかった。ただそれだけだった。