きっと彼女はカトアミケルだ。

 親やすさを感じたからだろうか。思わず問いかけてしまった。


「カトアミケル……あなたは一体、何者なのですか?」


 カトアミケルの口元がにっこり笑った。すると、彼女の前にピンク色の光でてきた記号が浮かび上がった。