「いいわけないだろ! ふざけるな! 僕はもっと琴音と一緒にいたいんだよ! 生きている琴音と楽しく過ごしたいんだよ! なにが感動だ! そんなものいらない! 琴音がいてくれなきゃ意味がないんだよ! 目を覚ましてくれよ!」 琴音の身体を半分起こし、激しく揺らした。正常な思考は、もうとっくになくなっている。