あの虹の向こうへ君と

 人生はこうした道なきみちを、本来なら進んでいくものだと思う。

 二人はどうだっただろうか。例えば、本当に普通の恋人同士なら、別れるか別れないかは未知のことである。

 だが、僕と琴音には別れが見えていた。絶対に知るはずのない、死という圧倒的な別れが常に付き纏っている。