ハートの形をした白い石のネックレスは、琴音の胸元でキラキラ輝いている。まるで、純白な彼女のために作られたようなアクセサリーだ。

 琴音は満面の笑みを浮かべて言った。


「翼がそう言ってくれるなら、自信を持って毎日つけるね」


「喜んでくれて、僕もうれしいよ」