自室の窓ガラスは夜を纏い、私の姿と寿命を表す記号とハートを映す。 死ぬこと自体に対しても、ある程度は前向きに考えらるようになっていた。 それなのにどうしてだろう。もうすぐお母さんに会えてうれしいはずなのに、心が不安定だ。