「一体、どうしたの?」


「変な記号と琴音の映像が……」


 その言葉に絶望した。善斗さんも私と同じものを見てしまったのだ。彼はさらに続ける。


「そ、それが終わった後は……」


 少し間を置いた後、彼は青ざめて震え始めた。