「おまえ、面白いな。応援しているから頑張れよ」


「ありがとうございます。頑張りますね」


「おう。じゃ、またな」


 彼は自習室を去っていった。

 それにしても、私はなにか面白いことをしたのだろうか。考えてもわからないので勉強の続きを始め、終わる頃には閉館時刻になってた。