戸惑う僕とは対照的に、善斗くんは遠慮する素振りさえ見せない。こうして、うちで一緒にカレーを食べることが決まった。 一人増えた食卓は、いつもよりも賑やかだ。善斗くんが大学生活であったことを面白おかしく話してくれて、笑いが絶えなかった。