これ以上考えると、気持ちが沈んでしまう。こんな素晴らしい一日を暗い顔で終わらせたくない。 「気をつけてくださいね。今日はありがとうございました」 このまま今日を終わらせるため、木村先輩に背を向けようとした時だ。