「今日は楽しかったです。ありがとうございます」


「私も」


 どうやら、僕と同じように楽しんでくれたようだ。こうして楽しみを共有できたことで、胸の奥が満たされていく。だが、それと同時になんとも言えない気持ちにもなった。