「あはっ!!あははは!!ご、ごめん!!ブ、ブラウン!!ごめんって!!あはは!!そこはっ!!あははは!!くすぐったい!!参った、参りましたー!!」
「お姉ちゃんは、足の裏が弱いんだね」

それから二人で浴槽に入り、体を温めた。

「今日は灯台にも登ったし、町中も結構歩いたもんね。足疲れちゃったよ」
「そうだね」
「はぁー、良いお湯だー」
「うん。ほんと良いお湯だねー」

それから風呂を上がり、服を着替えてリビングで飲み物を飲んだ。
それからマリア達と一緒にお喋りをして、二人でメープルの部屋に戻った。

「ねぇ。ブラウン。明日はね。もうひとつのお気に入りの場所に連れて行ってあげる」
「うわぁ!!楽しみだなぁ!!」
「それじゃ、明日に備えて今日はもう寝ようか」
「そうだね」
「おやすみ、ブラウン」
「おやすみ、お姉ちゃん」

ブラウンは、今日一日の楽しかった出来事を思い出しながら眠りにつくのだった。