* * *
宏美と恋人同士になってから迎えた初めてのクリスマスのことだった。
その日は宏美の自室でケーキとフライドチキンと炭酸水を持参して、2人だけのささやかなクリスマスパーティーを過ごしていた。
「宏美」
心美は宏美の名前を呼んだ。
「何だ?」
そう聞いてきた宏美に、
「クリスマスプレゼント」
心美はそう答えると、宏美の前に小箱を差し出した。
宏美はフッと微笑むと、
「ちゃんと用意してあるよ」
と、心美の前に細長い箱を差し出した。
「受け取っていい?」
そう聞いてきた心美に、宏美はどうぞと答えた。
心美が自分の手から箱を受け取ったことを確認すると、
「開けていいぞ」
と、宏美は言った。
心美は丁寧にラッピングをはがすと、箱を開けた。
宏美と恋人同士になってから迎えた初めてのクリスマスのことだった。
その日は宏美の自室でケーキとフライドチキンと炭酸水を持参して、2人だけのささやかなクリスマスパーティーを過ごしていた。
「宏美」
心美は宏美の名前を呼んだ。
「何だ?」
そう聞いてきた宏美に、
「クリスマスプレゼント」
心美はそう答えると、宏美の前に小箱を差し出した。
宏美はフッと微笑むと、
「ちゃんと用意してあるよ」
と、心美の前に細長い箱を差し出した。
「受け取っていい?」
そう聞いてきた心美に、宏美はどうぞと答えた。
心美が自分の手から箱を受け取ったことを確認すると、
「開けていいぞ」
と、宏美は言った。
心美は丁寧にラッピングをはがすと、箱を開けた。