宏美はベッドにもたれかかると、
「小祝さん」
と、モアイ像の質問に答えた。
「小祝って、あのきのこ頭の?」
そう聞いてきたモアイ像に、宏美は首を縦に振ってうなずいた。
「どう言う経緯で口説かれたの?
その容姿なら納得できると言えば納得できるけど」
「あのな、器は女かも知れないけど魂は男だからな?
こっちはこっちで両手で頭を抱えたいくらい悩んでるって言うのに…」
宏美はそう言うと、両手で頭を抱える仕草をした。
「それで、何でそいつに口説かれたんだ?」
「まあ、それが…」
宏美は小祝に口説かれた経緯をモアイ像に隠さずに全て話した。
「…と、言う訳なんだ」
そう言って話を締めくくった宏美に、
「まさか、御曹司だったとは思っても見なかったな」
モアイ像は手を頬に当てた。
「小祝さん」
と、モアイ像の質問に答えた。
「小祝って、あのきのこ頭の?」
そう聞いてきたモアイ像に、宏美は首を縦に振ってうなずいた。
「どう言う経緯で口説かれたの?
その容姿なら納得できると言えば納得できるけど」
「あのな、器は女かも知れないけど魂は男だからな?
こっちはこっちで両手で頭を抱えたいくらい悩んでるって言うのに…」
宏美はそう言うと、両手で頭を抱える仕草をした。
「それで、何でそいつに口説かれたんだ?」
「まあ、それが…」
宏美は小祝に口説かれた経緯をモアイ像に隠さずに全て話した。
「…と、言う訳なんだ」
そう言って話を締めくくった宏美に、
「まさか、御曹司だったとは思っても見なかったな」
モアイ像は手を頬に当てた。