「ええっ!?」

「はあっ!?」

「何だと!?」

小祝の突然の宣言に、この場は驚愕した。

「つ、つきあってる人がいるってどう言うことなんだ!?」

島田が訳がわからないと言うように、小祝に怒鳴るように聞き返した。

「カホ、聞いてないよー!」

カホは今にも泣きそうだ。

「一択くん、君は自分が何を言っているのかわかっているのかね?

カホを傷つけるとはどう言う神経をしているんだ!?」

カホの父親は小祝を責め立てるように言ってきた。

「つきあってる人がいるって…」

大山はポカーンと口を開けて、この場にマヌケな顔をさらした。

「おいおい…」

ただただ展開して行くこの状況に、ミヒロは返す言葉がなかった。