「俺はどうなるんですか!?

躰は燃やされちゃったんですよね!?」

「火葬されたと言いなさい、火葬されたと」

早口でまくし立てるように言った宏美に、冷ややっこがやれやれと言うように言い返した。

神様は宏美の前に現れると、
「今回の件はわしのせいと言うことで、お前を“復活”させることにしたわ」
と、言った。

「“復活”ですか?」

(何だ、それは?)

訳がわからなくて聞き返した宏美に、
「お前を“この世”に戻したると言うことや」

神様が答えた。

「“この世”に戻すも何も、俺の躰はもうないんでしょ?

どうやって…」

「ただし、この“復活”には条件と言うものがあるんや。

まずは1つ目」

神様は人差し指を出した。