そして、遼真は同じく武道館に避難していた
小学校のクラスの担任である木村壮一(きむらそういち)先生に
東京タワーの様子を見てもらうように頼んだ。

遼真「木村先生!東京タワーが大変なことになってるから、
   僕達、その様子を見に行きたいんだ!」
木村「遼真!お前もここに避難してたのか!
   それで、お父さんとお母さんは?」
遼真「地震起きた時広い公園にいて
   友達と一緒に競技場に避難したから
   どこにいるかはわからない!でも僕には
   お姉ちゃんと未夢姉ちゃんがいるから!」   
木村「わかった!東京タワーの方か!
   ちょっとだけ様子を見るだけならいいぞ!」

そして3人は武道館を離れ、木村のバンに乗り、
倒壊した東京タワーに向かった。
皇居の前の通りもボロボロになっていた。

未夢「あの、東京タワーまでどれくらいかかりますか?」
木村「まぁ行ってみないとわからない!とにかく東京タワーに向かおう!」

そして遥達は、バンで倒壊していた街を通り、
倒壊した東京タワーに向かった。