組織の女子寮に入り自分の部屋に入る。部屋にはテーブルの上のパソコンと1冊のアルバムだけ。いつも通りの殺風景な部屋だった。わたしは床に寝転がり天井を見上げた。
今日の彼を思い出す。制服姿だったから学生かな?そういえば今日の指令は……
犬神希望、だったかな。あー色々考えてたら睡魔が――「ピンポンピンポンピンポンピンー」…ドア越しにインターホンの音が聞こえた。