30分ほど並び続けて、ようやく店の中に入ることができた。「なに食べます?」「そうだなー俺はこの『ふわトロオムライス』にしようかな」「じゃあ、わたしは『お母さんのオムライス』にします」「じゃあ店員呼ぶね」『ピーン』「はーい」――数分後「おまたせしました」「「うまっそ!!!!」」「じゃあ」「「いただきまーす!!」」「ごゆっくりどうぞ」――はぁーオムライスを食べている時間は天国だった。店員さんもオムライスのように柔らかい笑みを浮かべていた。「いやー食べ終わっちゃいましたね」「あーまた食べに行きて―!」会計を済ませて俺たちは店の外へ出る。「少し疲れたから近くの国立公園でゲームしない?」「そうですね」