些細な事にも感謝しようと決めたから、少し照れ臭いけれど言ってみる。笑顔付きで。




「....。美羽、熱でもあるのか?」




輝生は、案の定とても驚いた顔をしていった。私って普段そんなに感謝してなかったかな?ちょっとショック...。




「もう!なんでもいいでしょ。行こっ!」



そう言って先に行くと、




「あ!美羽、ほっぺたが赤くなってる!!かーわい!」




と言いながら慌ててついてきた。