翌朝


ピンポーン



いつもと同じ時間に玄関のチャイムが鳴る。輝生の告白を断ったにもかかわらず、輝生は今までと同じように朝、迎えに来てくれる。



「よお!早くいかないと遅れるぞ!」




また、私の大好きな笑顔で優しく微笑みかけてくれる。この笑顔を見ると私も笑顔にならずにはいられないのだ。




「おはよう!今日も迎えに来てくれてありがとう。」