思い返してみると、私は真面目に人を信じる、ということをしたことがない気がする。



私のことを信じてくれていた人を信じていなかっただなんて私はなんて失礼な人間だろう。だから神様はすい臓がんという病気を通して私に人を信じるということを学ばせようとしているのかもしれない。



でももし、神様がいるのなら、どうか、どうか私を殺さないでほしい。買いかぶりすぎかもしれないけれど、私が死ぬことによって悲しむ人は大勢いると思う。私一人に信じることを学ばせるために周りの人を巻き込まないでほしい。絶望するのは私だけで十分なのだから。