「ごめんね、もしもの時の事を考えると心配なの。それに陽菜ちゃん前に熱を出して気付かなかった事あったでしょ」
そんな矢嶋の言葉に俯いてしまう陽菜。
「それを言われるとなぁ、でもあの時は亨兄ちゃんと再会したばかりで嬉しくて興奮していたのよ、だけど今は大丈夫だから心配しないで」
「とにかくもう行くから、くれぐれもお大事にね」
「ありがとう千夏ちゃん」
そうして矢嶋は陽菜の病室を後にした。
矢嶋が病室を出たのを確認すると亨が陽菜をたしなめる。
「陽菜今のは無いんじゃないか? 千夏ちゃんだって悪気がある訳じゃないんだよ、これが千夏ちゃんの仕事なんだ。でもそれだけじゃないぞ! お前の事を思ってうるさく言ってくれているんだろ?」
「そうだよね、あたしもちょっと言い過ぎたかな? 悪い事したなぁ」
「そう思ったら今度千夏ちゃんが来たときにきちんと謝るんだな?」
「うんそうする」
この時翔はふと思い出したことがあった。
「そう言えば陽菜」
「何亨兄ちゃん?」
「プリンターはどうする?」
亨が覚えていてくれたことに感謝しつつも返事をする陽菜。
そんな矢嶋の言葉に俯いてしまう陽菜。
「それを言われるとなぁ、でもあの時は亨兄ちゃんと再会したばかりで嬉しくて興奮していたのよ、だけど今は大丈夫だから心配しないで」
「とにかくもう行くから、くれぐれもお大事にね」
「ありがとう千夏ちゃん」
そうして矢嶋は陽菜の病室を後にした。
矢嶋が病室を出たのを確認すると亨が陽菜をたしなめる。
「陽菜今のは無いんじゃないか? 千夏ちゃんだって悪気がある訳じゃないんだよ、これが千夏ちゃんの仕事なんだ。でもそれだけじゃないぞ! お前の事を思ってうるさく言ってくれているんだろ?」
「そうだよね、あたしもちょっと言い過ぎたかな? 悪い事したなぁ」
「そう思ったら今度千夏ちゃんが来たときにきちんと謝るんだな?」
「うんそうする」
この時翔はふと思い出したことがあった。
「そう言えば陽菜」
「何亨兄ちゃん?」
「プリンターはどうする?」
亨が覚えていてくれたことに感謝しつつも返事をする陽菜。