「そう言えば陽菜、例のパソコンの件どうなった?」

その声に陽菜はうれしそうに応える。

「ああそれね、先生に聞いたら使っても良いって、あとプリンターもね。なにかに打ち込むことは悪い事じゃないからって、ただあまりのめり込みすぎないようにってくぎを刺されたけどね」

「そうか、確かにそうだよな? 分かった今度マネージャーに持ってきてもらうから少し待ってろな」

「ありがとう。ただパソコンはどうにかなりそうだけどプリンターの置き場所が無いんだよね」

「確かになさそうだな」

あたりを見回しながらいう亨。

「とにかくパソコンだけでも持ってきてもらうよ」

「ありがとう亨兄ちゃん、大好き。あたし待っているね」