「そうだったの、CDまで頂いていたのね。ありがとう亨君」
「いえとんでもないです」
亨が謙遜する言葉を放つと陽菜が続ける。
「でもあたしの病室にはそれを再生できるプレーヤーがないでしょ、それを知った亨兄ちゃんがマネージャーさんに頼んでこのデジタルオーディオを買ってそれに翔の曲を入れてあたしにくれるって言ってくれたの」
「それがこのプレーヤーって訳?」
「そうなの」
「亨君こんなもの頂いてしまって良いの? せめてプレーヤーの分だけでもうちで払わせて、何だか申し訳ないもの。そのうえパソコンまで頂いてしまったらほんとに申し訳ないわ。あたしなんて礼を言ったらいいか……」
「良いんですよ、デジタルオーディオと言ってもこの機種はそれほど高いものでもないですし、それに気にしないで下さい、僕がプレゼントしたいんですから。パソコンの件についてもそうです、あげると言ってもどうせ余っていたものですから」
「そう? パソコンの事といいプリンターの事といい何だか申し訳ないわね。亨君ありがとね」
「いえ、ほんと気にしないでください」
「じゃあ今度お礼させて」
「良いんですよそんなの、おばさん言ったでしょ、僕が陽菜にプレゼントしたいんです。それに僕も久々に陽菜と再会できてうれしいんですよ」
「いえとんでもないです」
亨が謙遜する言葉を放つと陽菜が続ける。
「でもあたしの病室にはそれを再生できるプレーヤーがないでしょ、それを知った亨兄ちゃんがマネージャーさんに頼んでこのデジタルオーディオを買ってそれに翔の曲を入れてあたしにくれるって言ってくれたの」
「それがこのプレーヤーって訳?」
「そうなの」
「亨君こんなもの頂いてしまって良いの? せめてプレーヤーの分だけでもうちで払わせて、何だか申し訳ないもの。そのうえパソコンまで頂いてしまったらほんとに申し訳ないわ。あたしなんて礼を言ったらいいか……」
「良いんですよ、デジタルオーディオと言ってもこの機種はそれほど高いものでもないですし、それに気にしないで下さい、僕がプレゼントしたいんですから。パソコンの件についてもそうです、あげると言ってもどうせ余っていたものですから」
「そう? パソコンの事といいプリンターの事といい何だか申し訳ないわね。亨君ありがとね」
「いえ、ほんと気にしないでください」
「じゃあ今度お礼させて」
「良いんですよそんなの、おばさん言ったでしょ、僕が陽菜にプレゼントしたいんです。それに僕も久々に陽菜と再会できてうれしいんですよ」