「ごめんな?」
「良いのよ別に、仕事に復帰できるんだからうれしい事じゃない、謝る事ないわ」
その後も楽しく会話を楽しんだ二人。
しかしこの日亨はいつもより早く陽菜にあの事を告げなければならなかった。
「ごめん陽菜、今日はいつもより早いけどもう帰らないと。さっき来たばかりなのにごめんな、これから仕事なんだ」
「そうなんだ、寂しいけど仕方ないね。じゃあ行ってらっしゃい、お仕事頑張ってね」
「ごめんな? また来るから」
「うん待っているね」
そして亨は名残惜しそうに陽菜の病室を去っていった。
それからの亨は少しずつ仕事の数も増えており、中々見舞いに来る事も出来なくなっていた。
そんな時の陽菜は亨からもらったデジタルオーディオで翔の曲を聞きながらパソコンに向かっていることが多くなり、あまり長くないもののもうじき一作書き上げようとしていた。
その作品とは陽菜自身の入院生活などこれまでの体験をもとに描いたものであったが、もうじき完結するというところで筆が止まってしまった。
その為仕方なくこの日の執筆はこれまでとした。
「良いのよ別に、仕事に復帰できるんだからうれしい事じゃない、謝る事ないわ」
その後も楽しく会話を楽しんだ二人。
しかしこの日亨はいつもより早く陽菜にあの事を告げなければならなかった。
「ごめん陽菜、今日はいつもより早いけどもう帰らないと。さっき来たばかりなのにごめんな、これから仕事なんだ」
「そうなんだ、寂しいけど仕方ないね。じゃあ行ってらっしゃい、お仕事頑張ってね」
「ごめんな? また来るから」
「うん待っているね」
そして亨は名残惜しそうに陽菜の病室を去っていった。
それからの亨は少しずつ仕事の数も増えており、中々見舞いに来る事も出来なくなっていた。
そんな時の陽菜は亨からもらったデジタルオーディオで翔の曲を聞きながらパソコンに向かっていることが多くなり、あまり長くないもののもうじき一作書き上げようとしていた。
その作品とは陽菜自身の入院生活などこれまでの体験をもとに描いたものであったが、もうじき完結するというところで筆が止まってしまった。
その為仕方なくこの日の執筆はこれまでとした。