その後やや険しい表情へと顔つきを変えた岩崎は最後に一言付け加える。
「ただその代り分かっておいてほしいのは、もしデビューできたとしてもすぐに売れるとは限らないからしばらくはアルバイトしてもらう事になるわよ。それにもしかしたらずっと芽が出ない可能性だってあるの、それだけは分かっておいてね」
「そうですよね、仮にデビューできたとしても売れるとは限らないですものね。分かりました、早速アルバイト先探さないと」
ここで杏奈に一つの疑問が生じた。
「でもアルバイト禁止じゃないんですか? 良くそう言う事務所あるって聞きますけど」
「それなんだけどね、本当はうちの事務所も禁止なの。だけど今事務所のスタッフを探していて簡単な事務の仕事なんだけどうちでバイトしてみない? 月の半分をバイトにあててもう半分をレッスンにあてたらどうかな? もちろん仕事が入ったらそっちを優先して良いわ」
「ありがとうございます、考えてみます。でもまずはオーディションに合格する事が先決ですよね」
「確かにそうね」
そこへ遥翔が声をかけてきた。
「ただその代り分かっておいてほしいのは、もしデビューできたとしてもすぐに売れるとは限らないからしばらくはアルバイトしてもらう事になるわよ。それにもしかしたらずっと芽が出ない可能性だってあるの、それだけは分かっておいてね」
「そうですよね、仮にデビューできたとしても売れるとは限らないですものね。分かりました、早速アルバイト先探さないと」
ここで杏奈に一つの疑問が生じた。
「でもアルバイト禁止じゃないんですか? 良くそう言う事務所あるって聞きますけど」
「それなんだけどね、本当はうちの事務所も禁止なの。だけど今事務所のスタッフを探していて簡単な事務の仕事なんだけどうちでバイトしてみない? 月の半分をバイトにあててもう半分をレッスンにあてたらどうかな? もちろん仕事が入ったらそっちを優先して良いわ」
「ありがとうございます、考えてみます。でもまずはオーディションに合格する事が先決ですよね」
「確かにそうね」
そこへ遥翔が声をかけてきた。