この時優には一人だけ思いつく人物の名前があったが、さすがに信じたくないとの思いからこの時はその名前は口にしなかった。
「きっと質の悪いいたずらよ、追及したって仕方ないわ、この事は忘れましょう」
「ほんとにそれで良いのか?」
「良いわよ、この事はこれでおしまい、それにあたしも悪かったのよ、ちゃんとハサミで切って開ければよかったわ」
「そう言う問題でもないだろ! とにかく本当にこれで良いんだな」
「良いわ、さっきから言っているじゃない! だけど何か固いものが入っているのは気付いたけどまさかそれが剃刀だったとはね」
「ふつうこんなもの送り付けられるなんて事ないんだから分からないよ、とにかく分かった、この件はこれで終わりにしよう」
この日はこれで終わったのだが、翌日二人が夕食をとっていると突如優のスマートフォンが鳴り響いた。
着信番号を見てみるとそれは非通知でかかってきており、何となく不審に思った優であったがとにかく電話に出てみることにした。
「もしもし?」
優が電話に出ると何も言わずすぐに切れてしまった。
「きっと質の悪いいたずらよ、追及したって仕方ないわ、この事は忘れましょう」
「ほんとにそれで良いのか?」
「良いわよ、この事はこれでおしまい、それにあたしも悪かったのよ、ちゃんとハサミで切って開ければよかったわ」
「そう言う問題でもないだろ! とにかく本当にこれで良いんだな」
「良いわ、さっきから言っているじゃない! だけど何か固いものが入っているのは気付いたけどまさかそれが剃刀だったとはね」
「ふつうこんなもの送り付けられるなんて事ないんだから分からないよ、とにかく分かった、この件はこれで終わりにしよう」
この日はこれで終わったのだが、翌日二人が夕食をとっていると突如優のスマートフォンが鳴り響いた。
着信番号を見てみるとそれは非通知でかかってきており、何となく不審に思った優であったがとにかく電話に出てみることにした。
「もしもし?」
優が電話に出ると何も言わずすぐに切れてしまった。