みんなが好き勝手話し始めたので舞は青っちに向き直った。
「青っち、勉強教えてくれてありがとう。青っちのおかげで赤点免れたよ」
「よかった。でも舞も頑張ったからだよ」
手を握られて、嬉しさで頬がほころぶ。
「それでね青っち。私達考えたんだけど、青っちと一緒に行ける場所に行こうと思うの」
「俺と?」
青っちは自分を指差して聞き返した。
舞は頷く。
この夏休み中に青っちはどうなってしまうかわからない。
アマンダのように見る見る内に病状が悪化していってしまう可能性もある。
それなら、この夏がみんなで過ごす最初で最後になるかもしれない。
青っちと沢山の思い出を作って、青っちの写真を沢山撮る。
そのために舞たちは勉強を頑張ってきたのだ。
「青っち、勉強教えてくれてありがとう。青っちのおかげで赤点免れたよ」
「よかった。でも舞も頑張ったからだよ」
手を握られて、嬉しさで頬がほころぶ。
「それでね青っち。私達考えたんだけど、青っちと一緒に行ける場所に行こうと思うの」
「俺と?」
青っちは自分を指差して聞き返した。
舞は頷く。
この夏休み中に青っちはどうなってしまうかわからない。
アマンダのように見る見る内に病状が悪化していってしまう可能性もある。
それなら、この夏がみんなで過ごす最初で最後になるかもしれない。
青っちと沢山の思い出を作って、青っちの写真を沢山撮る。
そのために舞たちは勉強を頑張ってきたのだ。