☆☆☆
翌日もボーっとしてしまって気がついたC組の教室の前に立っていた。
こんなにぼんやりしていてはいけないと思ってみても、どうしても夢見心地になってしまう。
「おはよう舞」
後から声をかけられて振り向くと青っちが立っていて、舞の心臓はドクンッと大きく跳ねた。
一瞬にして昨日のキスを思い出してしまう。
「お、おはよう」
挨拶すらもぎこちなくなってしまい、意識した青っちが顔を赤く染めた。
つられるようにして赤くなり、うつむく舞。
「ちょっと、そんなところに立ってたら教室に入れないじゃん」
恵美の文句を言う声が聞こえてきて2人は慌ててドアの前から身を離した。
「お、おはよう恵美」
「はいはい。朝からイチャイチャしないでね、暑苦しいから」
恵美はパタパタと手で仰ぎながら2人の間を割るようにして教室へ入ってきた。
その後に淳子と愛も続き、2人はニマニマとした笑みを舞たちへ向けている。
「で? 告白はどっちから?」
一旦通り過ぎた恵美がわざと途中で立ち止まり、そう質問をしてきた。
「こ、告白って、な、なにが!?」
青っちの声が裏返る。
「2人共バレバレだよ~? 朝っぱらから顔真っ赤にしてドアの前で突っ立ってるんだから!」
淳子に言われて舞と青っちは互いに顔を見合わせた。
翌日もボーっとしてしまって気がついたC組の教室の前に立っていた。
こんなにぼんやりしていてはいけないと思ってみても、どうしても夢見心地になってしまう。
「おはよう舞」
後から声をかけられて振り向くと青っちが立っていて、舞の心臓はドクンッと大きく跳ねた。
一瞬にして昨日のキスを思い出してしまう。
「お、おはよう」
挨拶すらもぎこちなくなってしまい、意識した青っちが顔を赤く染めた。
つられるようにして赤くなり、うつむく舞。
「ちょっと、そんなところに立ってたら教室に入れないじゃん」
恵美の文句を言う声が聞こえてきて2人は慌ててドアの前から身を離した。
「お、おはよう恵美」
「はいはい。朝からイチャイチャしないでね、暑苦しいから」
恵美はパタパタと手で仰ぎながら2人の間を割るようにして教室へ入ってきた。
その後に淳子と愛も続き、2人はニマニマとした笑みを舞たちへ向けている。
「で? 告白はどっちから?」
一旦通り過ぎた恵美がわざと途中で立ち止まり、そう質問をしてきた。
「こ、告白って、な、なにが!?」
青っちの声が裏返る。
「2人共バレバレだよ~? 朝っぱらから顔真っ赤にしてドアの前で突っ立ってるんだから!」
淳子に言われて舞と青っちは互いに顔を見合わせた。