「大ちゃんはどれにする?」 「俺は、これ」 「抹茶美味しそうだよね! どうしよう、迷う〜」 抹茶と餡子の組み合わせなんて最強だし、いちごとラズベリーなんて幸せの極みじゃん……! 「半分こしよ。そうすれば二種類食べられるじゃない?」 「そっか! いいの?」 「ああ、注文しよ」 大ちゃんは店員さんを呼ぶベルを押すと、注文をしてくれた。それから本当に半分こしてくれて得した気分になりルンルンしながら帰宅した。